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不動産投資のベンチマークについて

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不動産投資のベンチマークについて

-パフォーマンスを見るためのゴールデンスタンダード-

 

不動産投資において、運用の成果を正確に測るためには「ベンチマーク」が欠かせません。ベンチマークとは、簡単に言うと「運用の目標」となる基準のことです。これを上回れば、投資の結果は良好と評価できるのです。

 

一般的に、このベンチマークは市場の平均を示す指数として用いられます。不動産投資の場合、国土交通省がクオーター毎に公表する不動産価格指数がこの役割を果たしています。この指数を追うことで、日本の不動産取引価格が2020年以降どのように変動しているのかを知ることができるのです。

 

具体的な数字を出すと、三大都市圏の商業用不動産は、2010年を基準にした場合、2023年の第1クオーターで約40ポイント上昇しています。これを年率に直すと、3.3ポイントの上昇ということになります。

 

このようなデータは、商業用不動産の投資担当者にとって非常に価値があります。なぜなら、ベンチマークを上回る投資成果を出すことが、その能力と成果の証明となるからです。投資担当者は、このベンチマークを超える結果を出すために、最適な投資シナリオの実現に努力を続けています。

 

不動産クラウドファンディングを利用する投資家の皆さんにとっても、このベンチマークを理解し、適切に評価することで、より明確な投資判断を下す手助けとなるでしょう。



商業用不動産総合価格指数

年(1Q)

指数

前年差

2010

100.5

 

2011

101.4

0.9

2012

98.6

(2.8)

2013

103.9

5.3

2014

103.9

0.0

2015

110.6

6.7

2016

116.9

6.3

2017

119.4

2.5

2018

125.7

6.3

2019

126.4

0.7

2020

125.6

(0.8)

2021

128.2

2.6

2022

134.0

5.8

2023

142.4

8.4

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